
《猫がゆったりと眠りながら暮らせる国は心が富む国という》
── 「富国強猫」本紙表紙より(本紙の旗印)
東京都大田区南馬込発、猫の文学紙である「月刊ねこ新聞」。
広告のない紙面には猫について書かれたエッセイや詩歌、猫本の紹介文などがぎっしりと詰まっています。
創刊時には松谷みよ子や吉本隆明。
以降、長田弘、室生朝子、石牟礼道子、町田康、角田光代……と錚々たる文筆家による寄稿がこちらの紙面を彩りました。
今号は2022年2月号。
36回の連載を迎えた青木奈緒さんによるエッセイが惜しくも最終回。
一方で、新たな連載として詩人の佐々木幹郎さんによるエッセイと、
イラストレーターの田中草樹さんによるネコトワザ(ことわざに合わせたねこのかわいいイラスト)が始まりました。
目次は以下の通りでございます。 ※出版社HPより引用
〈目次〉
表紙
画・フジコ・ヘミング
「猫十態(ソニア)2005」
詞・中山うり「猫のしっぽを追いかけて」
2頁--ねこ新聞メモリアル
「猫の政治活動について」赤瀬川原平
切り絵・切り絵の時間
3頁--令和 お猫様
連載 猫への詫び状(10)
「親の顔がみたいよ」平 岳大
連載 オーライ ウトーリ ひなた猫
【最終回】
「こんないい猫、またとない猫」
青木奈緖
4頁
「夜な夜なオープン! おっさん猫エステ」
池田あきこ
5頁
新連載〈ネコトワザ〉
【第一回】「頭隠して尻隠さず」田中草樹
連載〈続ノラネコロジー〉
【第二十二回】
「中山人形(秋田県横手市)」
山根明弘
6頁
「私の名はカギ」宮本満栄
連載
「『ねこ新聞』のあゆみと猫のはからい」
「『ねこ新聞』バックナンバーのことと
クラウドファンディング開始のお知らせと
拡散のお願い」 副編集長・原口美智代
7頁
新連載〈窓から入っていいよ〉
【第一回】「闘病記」佐々木幹郎
俳句・平嶋ヒロ子
投稿募集
8頁
連載〈猫屋台通信〉 【第十三回】
「デブ猫チャレンジ」ハルノ宵子
「我が家のジルベールとうんち太郎」
西村 彩
表紙の人 フジコ・ヘミング/中山うり
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著者:目次ご参照
出版社:猫新聞社
発行年:2022年2月12日 初版
状態:タブロイド版、8頁、新品