


《猫がゆったりと眠りながら暮らせる国は心が富む国という》
── 「富国強猫」本紙表紙より(本紙の旗印)
東京都大田区南馬込発、猫の文学紙である「月刊ねこ新聞」。
広告のない紙面には猫について書かれたエッセイや詩歌、猫本の紹介文などがぎっしりと詰まっています。
創刊時には松谷みよ子や吉本隆明。
以降、長田弘、室生朝子、石牟礼道子、町田康、角田光代……と錚々たる文筆家による寄稿がこちらの紙面を彩りました。
今号は2023年1月号。
表紙を彩るのは、柔らかくカラフルな配色をした背景のまえに居る猫たちを描いた芋版画。手がけられたのは、小町谷新子さん。
頁下を飾る、猫が「とき」のなかで寝そべるようすを華麗にうたった詩は能祖將夫さんによる作品です。
お笑い芸人ハマカーンの神田伸一郎さんによる特別寄稿のほか、編集部による「こうちゃん通信」、『ねこ新聞』バックナンバー新春セールについて等々。読み応えあふれる新春号です。
目次は商品写真2,3枚目をご参照くださいませ。
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出版社:猫新聞社
発行年:2023年1月12日 初版
状態:タブロイド版、8頁、新品