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生きものの
いのちをとらば
生きものはかなしかるらん。
生きものをかなしがらすな。
生きもののいのちをとるな。
──「序詩」より
よわきもの。はいつくばるもの。
そして、いのちあるもの。
室生犀星はそのようなものたちに、
やさしい視線を注いでいました。
対象は、うじやいもむし、玉虫といった「虫」や、
金魚や氷魚といった「魚」。そして、蛤などの「貝」。
あるいは、雀やあひるという「鳥」や、
馬や白熊、いたちといった「けもの」たち。
果ては、季節についてのうたまで。
決して華飾することなく、ありのままのみんなの姿を、
やわらかく、ときには犀星らしい妖しいことばでもって
称えあげた詩の数々。
これら詩の編者である室生洲々子さんは、あとがきも書かれています。
かわいい挿画をされているのは、グレゴリ青山さん。
日本絵雑誌社版『動物詩集』と冬樹社版『定本 室生犀星全集』を
底本に編まれた本書。
文庫本ほどのサイズも、とてもかわいい。
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著者:室生犀星
編者・あとがき:室生洲々子
挿画:グレゴリ青山
出版社:龜鳴屋
発行年:2022年2月8日 第2刷
状態:並製本、新本のため新品